Wi-Fi プロファイルを使用すると、屋内や地下のサイト、大規模施設など、携帯通信の範囲が限られていたり利用不可能な環境でも、デバイスに信頼性の高いコネクティビティを維持させることができます。
Verify を使用すると、デバイスごとに複数の Wi-Fi ネットワークを安全に設定・管理できます。これにより、認証情報を保護しながら、異なるサイトで容易に操業できるようになります。
お使いのデバイスに Wi-Fi プロファイルが設定されると、これらのネットワークへの接続がセルラー接続よりも優先されるようになります。 どの Wi-Fi プロファイルも利用できない場合は、自動的にセルラー接続に切り替わります。
前提条件
デバイスの所有権
Wi-Fi プロファイルを追加・削除・変更するには、機材を所有するアカウントに所属している必要があります。
Wi-Fi プロファイルを追加・削除・変更するには、Trackunit Manager で機材の詳細データが閲覧できる必要があります。
ネットワーク要件
Wi-Fi プロファイルを受信するには、デバイスがセルラーの利用可能エリアにある必要があります。
アクセス ポイントで、次のポートが開いている必要があります。
9490 – デバイスとサーバーの間でパッケージを送受信するために必要です。
53 – DNS
21 – FTPS コントロール チャンネル
8192–8200 – FTPS データ チャンネル
9443 – HTTPS
ハードウェア要件
Wi-Fi 設定は TU700 デバイスのみでサポートされています。
アクセス ポイントは 2.4 GHz Wi-Fi をサポートする必要があります。
Wi-Fi 設定へのアクセス方法
Verify を開けます。
検索フィールドにデバイスのシリアルナンバーを入力して、お使いの TU700 を探します。
Unit Info (ユニット情報) のセクションで、デバイスが 2.5.12 以降のファームウェアで動作していることを確かめます。
Actions (アクション) のセクションまでスクロールします。
Wi-Fi 設定のオプションはここにあります。
注: [WI-FI SETUP] (Wi-Fi 設定) ボタンは、TU700 デバイスのみで利用できます。 ボタンが表示されていない場合、そのデバイスには Wi-Fi 設定がサポートされていません。
新しい Wi-Fi プロファイルの追加方法
[WI-FI SETUP] (Wi-Fi 設定) をクリックして、設定ウィンドウを開けます。
SSID を入力します。(必須)
重要: SSID は、大文字と小文字の区別も含め、Wi-Fi ネットワークと完全に同じ名前である必要があります。 例: Office-WiFi
セキュリティの種類を選択します。(任意)
セキュリティの種類 | 説明 | 使用場面 |
Automatic (自動) (デフォルト) | デバイスがセキュリティを自動検出 | ほとんどのネットワークに推奨 |
WPA2 PSK | 事前共有キーを使用する WPA2 | 旧来のエンタープライズ ネットワーク |
WPA3 PSK | 最新の WPA3 セキュリティ | 最新セキュリティを備えたネットワーク |
WPA/WPA2 PSK | 混合モード対応 | WPA と WPA2 の両方をサポートするネットワーク |
Open (No Security) (セキュリティなし) | パスワード不要 | 公共 /ゲスト用ネットワークのみ |
💡ヒント: 特定のセキュリティの種類が分からない場合は、「Automatic (自動)」のままにしてください。 デバイスが自動的に適切なプロトコルを検出します。
4. Wi-Fi パスワードを入力します。
オープン ネットワークの場合は、Wi-Fi パスワードは空白のままにできます。 パスワードは送信前に暗号化されます。
注 : Hidden SSID (非表示 SSID) - お使いのネットワークが SSID を周囲に通知していない場合は、このボックスにチェックを入れます。 お使いのルーターで明確にネットワーク名を非表示に設定している場合のみ、ボックスにチェックを入れてください。
5. [Add Profile] (プロファイルを追加) をクリックします。
💡 ヒント: [Add Profile] (プロファイルを追加) をクリックすると、複数のプロファイル/ネットワークが追加できます。 追加事項はウィンドウの上部に表示され、[Save changes] (変更を保存) をクリックする前に確認できます。
6. [Save changes] (変更を保存) をクリックします。
確認が完了すると、デバイスは新しい設定を受信します。
Wi-Fi のステータス表示を理解する
Wi-Fi ステータスのセクションを見ると、デバイスの接続状況、使用ネットワーク、および接続の品質をすばやく確認できます。
「Wi-Fi」の 行には、以下が表示されます。
完全な緑色のバー: 非常に良好な信号 (≤ -50 dBm*)
3本の緑色のバー: 良好な信号 (-51 ~ -60 dBm)
2本の黄色のバー: やや弱い信号 (-61 ~ -70 dBm)
1本の赤色のバー: 弱い信号 (-71 ~ -80 dBm)
バーなし: 未接続、もしくは非常に弱い信号 (< -80 dBm)
*信号強度は、dBm (例: -45 dBm) で計測される RSSI (受信信号強度インジケーター)で表示されています。
正常に Wi-Fi ネットワークに接続すると、取り付けガイドに記載のパターンに従って、デバイスの LED が点滅します。
既存 Wi-Fi プロファイルの削除方法
Wi-Fi 設定を開くと、ウィンドウの上部に既存の Wi-Fi プロファイルが表示されています。
Wi-Fi プロファイルの横にある [ゴミ箱] アイコンをクリックして、削除したいプロファイルをマークします (必要に応じて、複数のプロファイルを一度にマークできます)。
[Save changes] (変更を保存) をクリックすると、マークした Wi-Fi プロファイルが完全に削除されます。
重要: 変更が保存されると、削除された Wi-Fi プロファイルは元に戻せません。 必要であれば、再度追加する必要があります。
トラブルシューティングの手順
デバイスが最新のファームウェア バージョンで動作していることを常に確認してください。
Wi-Fi プロファイルが保存できない
問題: 保存ボタンが無効
解決策
SSID フィールドが空白になっていないか確認します
少なくとも 1 つのプロファイルが追加されているか、削除対象としてマークが付いていることを確認します
適切な権限があることを確認します (機材を所有するアカウントに所属し、機材の詳細データが閲覧できる必要があります)
デバイスが接続できない
問題: Wi-Fi プロファイルは保存されたが、デバイスが接続できない
確認事項
SSID が正しいか - Wi-Fi 名と完全に一致する必要があります
パスワードが正しいか - 不確かな場合は、再度パスワードを入力します
セキュリティの種類が一致しているか - 特定の種類でうまくいかない場合は「Automatic」(自動) を試してみてください
信号強度 - デバイスは Wi-Fi 信号の範囲内にある必要があります
非表示 SSID - ルーターの設定と一致する場合のみ、このボックスにチェックを入れます
[Save] (保存) ボタンに、いつまでも 「Saving... (保存中...)」と表示される
問題: 保存処理が停止しているように見える
解決策
ネットワークがタイムアウトするまで約30秒待機します
エラー メッセージが表示されたら、再試行します
インターネット接続を確認します
ページを更新して、再試行します
💡 ヒント: 引き続き問題が発生する場合は、この記事の左下隅にあるメッセンジャーを使用して、カスタマーサポート チームまでお問い合わせください。 お問い合わせの際は、お忘れなく以下の事項をお知らせください。
デバイスのシリアルナンバー
ネットワーク SSID (パスワードは共有しないでください)
Wi-Fi のステータス表示に関する情報
すべてのエラー メッセージ
推奨事項
セキュリティ
DO
ネットワークの安全性を確保するため、WPA2 または WPA3 を使用する
強度が高く、他と重複しないパスワードを使用する
パスワードを開示しない
可能な限り、セキュリティの種類は「Automatic (自動)」を使用する
DON'T
機密データには「Open (No Security) 〈オープン (セキュリティなし) 〉」を使用しない
公共チャンネルで Wi-Fi パスワードを共有しない
ネットワーク全体でパスワードを再利用しない
プロファイル管理
DO
混乱を避けるため、古い/使用されていないプロファイルを削除する
プロファイルの追加後に接続テストを行う
デバイスと利用ネットワークの対応関係を記録する
ネットワーク名は分かりやすいものにしておく
DON'T
同じネットワークに、重複してプロファイルを追加しない
本番デバイスに、テスト用プロファイルを適用したままにしない
デバイスの通信範囲外のネットワークに対して、プロファイルを設定しない
メンテナンス
DO
四半期ごとにプロファイルを確認し、古いネットワークは削除する
ネットワークの認証情報が変更されたら、パスワードを更新する
「Wi-Fi ステータス」の行を定期的に確認する
変更を記録し、プロファイルと場所の対応関係を明記する
よくあるご質問
デバイスごとに設定できる Wi-Fi プロファイルはいくつですか?
デバイスごとに設定できる Wi-Fi プロファイルはいくつですか?
1台のデバイスにつき設定できる Wi-Fi プロファイルは、最大10個です。 既に Wi-Fi プロファイルが 10 個設定されている場合、古いプロファイルを十分に削除し、追加できる空きが確保されるまで、新しいプロファイルの追加は失敗します。
接続ネットワークに優先順位を付けることはできますか?
接続ネットワークに優先順位を付けることはできますか?
できません。 優先度は、ネットワークの信号強度と利用可否によって決定されます。 デバイスは、設定されたプロファイルの中で利用できる一番強いネットワークに接続します。
間違ったパスワードを入力した場合どうなりますか?
間違ったパスワードを入力した場合どうなりますか?
デバイスは接続できません。 「Wi-Fi ステータス」の行を確認してください。「Disconnected (未接続)」と表示されている場合は、再度 Wi-Fi 設定を開けて、パスワードを修正します。
複数のデバイスに一度に Wifi を設定できますか?
複数のデバイスに一度に Wifi を設定できますか?
Verify ではできませんが、API を介すれば可能です。
WI-FI SETUP (Wi-Fi 設定) のボタンが表示されないのはなぜですか?
WI-FI SETUP (Wi-Fi 設定) のボタンが表示されないのはなぜですか?
この機能は、TU700 デバイスのみで利用できます。
デバイスはどのようにして Wi-Fi とセルラー ネットワークの間で切り替えを行うのですか?
デバイスはどのようにして Wi-Fi とセルラー ネットワークの間で切り替えを行うのですか?
デバイスは利用可能な最良の接続を自動的に選択します。 Wi-Fi が利用できないか不安定な場合は、セルラー ネットワークに切り替えてデータ報告を継続します。
プロファイルを削除すると、デバイスの接続はすぐに切断されますか?
プロファイルを削除すると、デバイスの接続はすぐに切断されますか?
はい、削除しようとしているプロファイルにデバイスが接続中の場合、変更が保存されると接続は切断されます。 別の Wi-Fi プロファイルが設定されている場合、デバイスはそちらへの接続を試みます。
💡 ヒント
さらにサポートが必要ですか?
左下隅にあるメッセンジャー アイコンをクリックして、カスタマーサポート チームにご連絡ください。












