Trackunit Manager で管理者ページを利用するには、管理者またはフリート管理者である必要があります。
デバイスの操作モードを変更するには、管理者がデバイスの主要所有権を持つアカウントから Trackunit Manager にログインする必要があります 。
利用可能な操作モードの種類
以下の操作モードは現在、Trackunit Raw デバイスのみで利用できます。
すべての TU700 デバイスは、すべての操作モードに対応します。
TU600 および TU50X デバイスは、63.08以上のファームウェアであれば、限定的ながら一部の操作モードをサポートします。 お使いのデバイスが適切なファームウェア バージョンを使用していない場合は、この機能を使用する前にアップグレードする必要があります。
モード | 内容 | 詳細 | 推奨用途 |
通常 | 機材の動作状況に関係なく、消費電力とレポート頻度のバランスを最適化するように構成された、デフォルトの操作モード。 | 外部電源が安定している場合、デバイスは一定の頻度で通信します。 電源が弱まり始めると、デバイスは自動的に通信頻度を調整して電力を節約し、バッテリ寿命を延ばします。 | すべての通常動作時 |
在庫 | 機材が動作していない場合に、バッテリー寿命を優先してレポート頻度を低減する、在庫機材用に構成された操作モード。 デバイスは1日2回、さらに機材が移動し始めたときにレポートを行います。 | 外部電源が安定していて、機材が動作している場合、デバイスは一定の頻度で通信します。 機材が動作していない場合、デバイスは自動的に通信頻度を1日2回に調整して電力を節約し、バッテリ寿命を延ばします。 搭載されている加速度センサーから動きが検出されると、デバイスも起動してレポートを行います。 | 長期保管時 |
輸送 | 機材が動作していない場合に、バッテリー寿命を優先してレポート頻度を1日1回に低減する、輸送中機材用に構成された操作モード。 | 外部電源が安定していて、機材が動作している場合、デバイスは一定の頻度で通信します。 機材が動作していない場合、デバイスは自動的に通信頻度を1日1回に調整して電力を節約し、バッテリ寿命を延ばします。 | 機材バッテリーへのアクセスが不便な、機材の出荷/輸送中 |
制限あり | 機材が使用されている場合にのみデバイスに電源が入る、安全な操作モード。 | 外部電源が安定していて、機材が動作している場合、デバイスは一定の頻度で通信します。 機材が動作していない場合、デバイスはすべての通信を停止して電力を節約し、バッテリー寿命を延ばします。また、完全なシャットダウンという形で、追加的な安全措置が必要な状況に対応します。 | 機材が動作していない場合に電子機器の完全なシャットダウンを必要とする、安全性が不可欠な状況 |
操作モードの変更・管理方法
Trackunit Raw のデフォルト操作モードは、常に「通常」モードです。 長期保管または安全のために特定の要件がない限り、ほとんどの状況に最適な選択です。 一般的な機材の動作または保管状況では、このモードで十分です。
デバイスの操作モードを変更するには、以下の3つの方法があります。
Trackunit Manager 内
Trackunit API を使用
REST
GraphQL
Verify を使用
Trackunit Manager で操作モードを変更する
Trackunit Manager 内で、機材ページまたは管理ページを使用して、お使いのデバイスの操作モードを変更することができます。
機材ページを使用
単一のデバイスに操作モードの変更を適用するのに、最も簡単な方法です。
Trackunit Manager にサインインします。
左側のメニューにある機材ページをクリックします。
編集したいデバイスが搭載されている機材を見つけ、クリックします。
左側にあるサブメニューから [テレマティクス] タブを選択します。
操作モードのセクションまでスクロールします。
ご希望の操作モードを選択し、[保存] を選択します。
操作モードを保存すると、キューに追加され、デバイスに適用されます。 これらの変更の適用状況を確認したい場合は、以下の「管理ページを使用」を参照してください。
管理ページを使用
複数のデバイスに操作モードの変更を適用する場合に、一番簡単な方法です。
Trackunit Manager にサインインします。
左側のメニューにある管理ページに移動します。
左側にあるサブメニューから [デバイス] タブを選択します。
シリアルナンバーの隣にある白いボックスにチェックマークをつけて、設定したいデバイスを選択します (同じ操作モードに変更する場合は、一度に複数のデバイスを選択できます)。
画面下部の青いバーにある [設定] をクリックします。
[操作モード] アイコン、[次へ] の順でクリックします。
ご希望の操作モードを選択し、[次へ] をクリックします。
選択した設定を確認します。
確認ができたら、右下隅にある [設定] をクリックします。
注: 確認ページには「備考」列があります。 これは、選択項目に問題がないかどうかをお知らせするためのものです。
対応済み: デバイスと操作モードに互換性があり、この設定で進めることができます。
未対応: Raw ではないデバイスを選択したか、お使いのデバイスが最新のファームウェアで動作していません。 お使いのデバイスのファームウェアバージョンを確認する方法と、必要に応じてアップデートする方法はこちらをお読みください。
許可されていません: 機材の主要所有権を持つアカウントからログインしていません。 詳細情報については、アカウント管理者にご連絡ください。
設定すると、右下隅に、選択した設定が Trackunit Manager に適用されたことを示す通知が表示されます。
一方「操作モード」列には、設定が正常にデバイスに適用されるまで、「処理中」と表示されます。 処理が完了すると、「処理中」ステータスの表示はなくなります。
API から操作モードを変更する
API を介して操作モードを変更するには、 Trackunit 開発者ハブ 内の手順を利用します。 詳細については、 Update desired state (希望する状態の更新) のページ を参照してください。
Verify を使用して操作モードを変更する
Verify を使用してインストールする場合は、Verify から直接デバイスの操作モードを変更できます。
Verify に移動します。
デバイスのシリアルナンバーを入力し、[Find] をクリックします。
Operating Mode (操作モード) のセクションまでスクロールし、ここでモードを変更します。
[Save] を選択すると、変更がキューに追加され、デバイスに適用されます。
操作モードの変更を確認するには、Trackunit Manager の管理ページを使用する必要があります。 本記事のこちらのセクションを参照してくださ
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