稼働状況レポートを使用すると、Raw デバイスの入力 1 から 4 のデータに基づいて機械 (車両) の使用状況が視覚的に把握できます。 このレポートは、高所作業車などの機材に特に便利です。 デバイス設定に応じて、支持脚の張り出し、バケットの動き、ブームの引き上げなどの動きを記録することができます。 基本的には、入力 3 と 4 に接続されているものすべてを取り込むことができます。
視覚的な要約は、エクスポートして簡単に顧客と共有することができます。 損害に関する紛争を解決したり、非常に詳細な週末の稼働状況を記録するのに便利です。
レポートを作成する
Trackunit Manager で、左側のメニューからレポート アプリをクリックし、[稼働状況レポート] を選択します。
カスタム範囲を作成するか、事前定義されたオプションの中から選んで、 日付範囲を選択します。
顧客、グループ、サイト*、または機械および車両でフィルターをかけます。
フィルターに基づいて、レポートに含めたい特定の顧客、グループ、サイト、機械および車両を選択します。
[レポートの作成] をクリックします。
*注: 特定のサイトでフィルターをかけた場合にレポートに表示されるデータは、そのサイトで発生したアクティビティのみを反映します。 たとえば、サイトA の利用状況レポートを作成する場合、同じ機材が同じ期間に他のサイトでアクティブであったとしても、レポートには機材が物理的にサイトA に配置されている間の作業のみが含まれます。
レポートを読み取る
稼働状況レポートには、以下の2つの主要要素が含まれます。
グラフ
表
グラフ
グラフは、選択した期間内の1日における機械 (車両) の稼働状況を視覚的に表示します。 その日のあらゆる入力アクティビティが1時間ごとに分単位で表示されます。
たとえば、レポートの9時の列に入力2からの17分のアクティビティが表示されている場合、その機械 (車両) はその1時間に入力2で合計17分間のアクティビティを記録したことを示します。 各入力は、グラフの下の凡例通りに色分けされた縦の棒で表されます。
💡 ヒント: レポートの右下隅を参照することで、現在どの機材を見ているのかをいつでも確認することができます。
表
グラフの下の表には、グラフからの情報がまとめられています。 ここで、現在見ている日のアクティビティの合計を確認することができます。 入力アクティビティの合計の他、アクティブな運転時間と稼働日の時間の合計も表示されています。(このレポートにおいてアクティブな運転時間とは、速度が15km/hを超えている場合を指し、それはユニットの設定に基づいて決定されます)。 表ではまた、その日に機械 (車両) が起動または停止した時刻や位置も表示されます。
注: 可能な場合はユニット入力の独自名称が表示されるので、 機械 (車両) からどのような入力を取得するように設定されているのかを明確にすることができます。 これは、Trackunit Verify で設定できます。
稼働日の時間を理解する
稼働日の時間は、稼働日中の最初と最後に記録されたアクティビティ間の時間を測定します。 たとえば、最初のアクティビティ記録が午前6時で、その日の最後のアクティビティ記録が午後2時の場合、その間のアクティビティの有無にかかわらず、稼働日の時間は8時間 (08:00) として表示されます。
稼働日の時間の計算には、利用可能な最良の入力アクティビティを優先して使用します。 つまり、操業時間 (入力1) にアクティビティがある場合は、レポートはそれを使って機械 (車両) が作動した最初と最後の時刻を決定することを意味します。 操業時間が利用できない場合は、入力2を使用します。 入力2にアクティビティがない場合は、入力3、その次に入力4、最終的にアクティブな運転時間をチェックします。
レポートをスケジュール化する
一旦レポートを作成したら、それをスケジュール化して、決まった頻度で社内外の受信者に送信することができます。 レポートのスケジュール方法についての詳細はこちら
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