サイトの排出量の概要は、接続済みの現場全体の建設機器の排出量を包括的に把握して、レポートします。

サイトアプリを使用すると、接続済みの機材すべての最大 12 か月分の排出量履歴データにアクセスできます。これにより、簡単にデータフィルターを適用して、複数の建設現場をまたぐ経時的な傾向を比較分析することができます。

請負業者またはレンタル企業のお客様は、排出量の高い機材を積極的に特定して、排出量の低い代替機材に置き換えることができます。これにより、すべての現場で効率性と持続可能性を高めることができます。

排出量レポートと排出量の概要の違い

サイトアプリの排出量の概要では、ユーザー定義のサイトにおける最大12か月の履歴が把握できます。これには、出たり入ったりする機材の把握も含まれます。つまり、たとえ既にサイトから外れた機材であっても、特定のサイトに配置されていたことがあれば、すべて合計排出量に含まれます。

これは、機材がいつ出入りしたかを考慮に入れず、サイトに現存するものだけに基づいて排出量を計算する排出量レポートアプリとは異なります。

使用開始方法

Trackunit Manager にログインします。

サイトアプリに移動します。
リストから、排出量を表示したいサイトを選択します。すると、サイトの概要ページに移動します。ここで、最大で過去12か月までのサイトの全体的な排出量が確認できます。
[排出量の概要] タブを選択して、サイトの排出量の詳細な内訳を表示します。

排出量の概要ページには、最大過去12か月までのサイトの排出量合計が月次で表示されます。

グラフのドロップダウンにあるオプションから選択すると、燃料使用量、エネルギー使用量、稼働時間の間で切り替えることができます。

また、合計ビューと機材ビュー間の切り替えや、(1、3、6、12か月による) データの時間範囲の選択も可能です。

サイト内の個々の機材の排出量 (機材レベルの排出量) を表示するには、右上隅にある [機材] ビューを選択します。

非管理者ユーザーには、制限ありというラベル付きの行が表示されます。これは、アクセス権のない機材からのデータポイントを1行に集計したものです。これにより、選択した期間におけるサイトの排出量合計は把握することができます。

管理者ユーザーには、制限ありの行は表示されません。代わりに、各機材の排出量データが個別に表示されます。現在サイトに配置されている機材も、選択された期間中にサイトに配置されていた機材も、すべて含みます。

機材ビューには、追加のフィルターもあります。

データフィルター

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