データソース スコアは、フリート内の機材の排出量計算に使用されるデータ入力の質を表しています。 排出量データの信頼性と正確性が高いほど、スコアが高くなります。
この記事では、以下についてご説明します。
どんなデータがスコアに影響を与えるか
スコアはどこに表示されているか
スコアの改善方法
使用データ
スコアは、機材の接続種類に応じた時系列データと機材のメタデータの組み合わせに基づいています。
CAN 接続のある機材と OEM API フィードで接続されている機材の場合、以下のどのデータ入力も利用可能です。
| 3線式 IoT デバイスがインストールされている機材の場合、以下の時系列データポイントが利用可能です。
| すべての機材において、以下のいずれのメタデータも利用可能です。
|
各機材のデータソース スコアはどこで確認できますか?
データソース スコアは、排出量レポートアプリの以下の場所で確認できます。
データスコア タブ内
フリートの排出量タブとトレンド タブの「データソース スコア」列
エクスポートしたレポートの「データソース スコア」列
データソース スコアの概要
以下は、提供された時系列データと機材のメタデータの組み合わせに基づいた、スコア決定方法の詳細な内訳です。
データソース スコア | 提供される時系列データ | 提供されるメタデータ |
極めて良好 | CO₂ 排出量、燃料使用量、または電力使用量 | なし |
極めて良好 | 燃料残量 | 燃料タンク容量 (L) |
極めて良好 | バッテリーの充電状態 | バッテリー システム定格電力容量 (kWh) またはバッテリー システム定格容量 (Ah) + バッテリー システム定格電圧 (V) |
非常に高い | 燃料比 | エンジン出力 (kW) |
高い | 燃料比 | なし |
中程度 | 操業時間またはエンジン稼働時間 | メーカーとモデル |
低い | 操業時間またはエンジン稼働時間 | 機械 (車両) タイプ |
非常に低い | 操業時間またはエンジン稼働時間 | なし |
データソース スコアの改善方法
データソーススコアは、機材から得られるデータの品質と完全性を測定します。 スコアが高いほど、より深いインサイトと正確なレポートを得ることができます。
機材の現在のスコアに応じて特定の対応を行うことで、スコアを改善できます。
データソース スコア改善のための主な2つの対応策
機材のメタデータをもっと提供する
CAN 機能がある機材の場合は
CAN 経由で機材を接続する
上記の表に記載の時系列データポイントのいずれかを報告する CAN プロファイルを適用する
データソース スコアの改善方法を表す例示的なシナリオ
シナリオ | 対応 | スコアの改善 |
機材が操業時間またはエンジン稼働時間だけを報告しており、他に何のメタデータも定義されていない | 当該機材のメーカーとモデルを特定 | 「非常に低い」から「中程度」に |
機材のデータソース スコアは「中程度」だが、CAN 経由で燃料使用量の報告が可能である | 燃料使用量のデータポイントを報告する CAN プロファイルを適用 | 「中程度」から「極めて良好」に |
燃料比を CAN 経由で報告しているため、機材のデータソース スコアが「高い」である | 機材の燃料タンク容量を特定 | 「高い」から「極めて良好」に |
💡 ヒント: フリートの排出量タブとフィルターのドロップダウン (タイプ、メーカー、モデル) を利用してレポートにフィルターをかけると、メタデータのない機材が把握できます。
値がない場合は、機材は「未定義」と表示されます。
未定義でフィルタリングして、メタデータのない機材を見つけることをお勧めします。 各機材をクリックすると、 仕様ページで詳細が表示されます。そこでメタデータを更新すると、データソース スコアが改善できます。
💡 ヒント
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