テレマティクスデバイス診断の概要は、さまざまなデバイスの状態と設定を把握するのに役立つ主要業績評価指標 (KPI) を表示します。 KPI は以下の3つのカテゴリーに分けて、カードにまとめられています。

概要を確認するには、テレマティクスデバイス診断アプリに移動し、[概要] を選択します。

各カードでは、しきい値、警告制限、および含まれるデバイスタイプの設定が可能です。 個々のカードの詳細については、この記事をさらに読み進めてください。

概要ページの右上隅に、フリート全体のデバイスヘルスが表示されています。 各テレマティクスデバイスにはデバイスの健全性指標があり、デバイスの健康状態とデータの提供能力にとって重要と考えられる要因に基づいて計算されます。 デバイスヘルスは、良好、正常、または不良のいずれかになります。 高スコアは、デバイスが完全に機能し、一貫してデータをレポートしていることを意味します。

例えば14日を超えて「データなし」の状態が続くとデバイスヘルスが良好から正常になるなど、1つでも条件が変わるとデバイスのステータスに変更が生じます。

データなし

一定の日数にわたり全くデータを送信していないデバイスの数をモニタリングします。 しきい値は設定可能です。
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​位置情報なし

一定の日数にわたり全くGPS 位置情報を送信していないデバイスの数をモニタリングします。 しきい値は設定可能です。

​​CANデータなし

CANプロファイルがあり、CANプロファイルの割り当て以降、動作しているにもかかわらず、CANデータを全く送信していないデバイスの数をモニタリングします。
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​操業時間の問題

機械 (車両) の操業時間のレポートに1つ以上問題があるデバイスの数を、以下の指標に分類してモニタリングします。

このフィルターは、デバイスから最後に受信した操業時間値が以前に記録された値よりも低い (操業時間が減少した) 事象を検出します。 CANの操業時間と入力時間の両方が含まれます。
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誤検出を除外するため、以下の追加条件が適用されています。

分析期間は5日間です。
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このフィルターは、操業時間のオフセット値がデフォルトの0から0以外の何らかの値に変化し、CANの時間が検出されている事象を検出します。

5日以内にCANメッセージから操業時間が受信されていないか、チェックが実行されます。 受信がない場合は、デバイスはこのフィルターに含まれません。
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このフィルターは、以下の条件が満たされているにもかかわらず、CANから操業時間が記録されない事象を検出します。

CANの操業時間データが、最後のエンジンのステータス更新日から7日を超えたものかどうか確認をおこないます。
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デバイスの操業時間値が0に設定されています。 さらに、デバイスはアクティブである必要があります。

CANの操業時間と入力時間の両方が含まれます。

分析期間は5日間です。

デバイスが、1日23.5時間以上の操業時間をレポートしています。 この値の計算には、次の操業時間値間のすべての差分が合計されます。

分析期間は5日間です。

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外部電源なし

受信した最新メッセージが外部電源がないことを示す、デバイスの数をモニタリングします。
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​バッテリー電源なし
受信した最新メッセージがデバイスの内部バッテリーレベルが低すぎることを示す、デバイスの数をモニタリングします。 バッテリーレベルが 3685 mVより低い場合に「低すぎる」とみなされます。
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しきい値は設定可能です。

​​ファームウェアのアップデート

OEM のお客様のみ

ファームフェアが63.00未満のデバイスの数をモニタリングします。 対象デバイスモデルは、TU500、TU501、およびTU600のみです。

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暗号化なし

OEM のお客様のみ

暗号化がおこなわれていない IRIS ゲートウェイと通信しているデバイスの数をモニタリングします。 デバイスは暗号化されていないデータを送信しています。 Zitcom のプラットフォームでは暗号化がサポートされていないため、この KPI は Zitcom ゲートウェイ上のデバイスを無視しています。

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Bluetoothが無効

Bluetooth スキャンが無効になっているデバイスの数をモニタリングします。 対象は、Bluetooth 対応のデバイスのみです。

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