Kin/KinEx タグを立ち上げて動作させるには、次の3つの手順を踏む必要があります。
機材に Kin/KinEx タグをインストールする
Kin/KinEx タグを有効化する
Trackunit Manager のアカウントにオンボーディングを行う
以下のビデオで Kin/KinEx タグ1台をインストールして、有効化し、オンボーディングを行う方法をご確認ください。記事を読み進めると、Kin/KinEx タグの有効化とオンボーディング方法についての理解がさらに深まります。
インストール
Trackunit Kin/KinEx は、接着剤、ネジまたは結束バンドのいずれかを使用してインストールします。
接着剤で取り付ける場合の推奨: 単一成分 MS ポリマー系接着剤 (窓ガラス用接着剤)
注意: 取り付ける前に、イソプロピルまたはアセトンで表面をきれいにしてください。
ネジで取り付ける場合の推奨: 丸頭タッピングネジ BN 13274 Art-Nr.3060133
ケーブルや手工具用に結束バンドで取り付る場合の推奨: ステンレス製または強いナイロン製の結束バンド - 幅4.8mm
Trackunit Kin/KinEx は、バケット、ランマー、プレートコンパクター、ハンマー、照明塔、パレットトラック、発電機など、動きを把握したいほぼどの機材にもインストールが可能です。
Bluetooth の範囲を最適化するために、金属の下または内側に取り付けるなど、信号干渉や信号遮断の原因となる材料を避けてください。
有効化
Kin/KinEx を有効化するには、Kin/KinEx タグの表面についているシールをはがして起動 (ウェイクアップ) させます。 Kin/KinEx タグは明るい所で有効化させることが重要です。
Kin/KinEx タグが有効化されたことを知らせるため、Kin/KinEx タグの上にある緑色のLEDライトが5秒間点滅します。 有効化は3秒まで遅れることがあるのでご注意ください。
この段階で Kin/KinEx タグの有効化は完了しているので、再び暗い所に戻してもデータ送信を開始します。 次のステップで、Trackunit Manager のアカウントに Kin/KinEx をオンボーディングして、位置情報と利用状況のデータを表示させます。
オンボーディング
Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディングするには、ユーザー設定でフリート全体にアクセスがあるよう選択されている必要があります。 このアクセス許可が行えるのは、アカウントの管理者のみです． ユーザーの役割と権限の詳細についてはこちら
Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディングするのには、2つの方法があります。 どちらのプロセスがよいかは、オンボーディングしたい Trackunit Kin/KinEx タグの数によります。
以下に、10台以上の Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディングする場合と、10台未満の Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディングする場合を順に説明します。
10台以上の Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディングする場合:
10台以上の Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディングする場合は、以下のビデオを見るか、ビデオのすぐ下にある段階的な指示に従うことをお勧めします。
10台以上の Trackunit Kin/KinEx タグのオンボーディングに関する段階的なガイド
管理者またはフリート管理者として Trackunit Manager にログインします。
左のサイドバーにあるフリートのインベントリーアプリに移動します。
右上隅にある [新しい機材を追加] をクリックします。
新しい機材を追加する際の3つの手順に従います。
設定が完了すると、新しく追加された機材はすべて [保留中の機材] タブで利用できるようになります。 保留中の機材を選択して [機材を削除] をクリックすると、削除できます。
Trackunit Go アプリでオンボーディングのプロセスを続けます。
Trackunit Go モバイルアプリを開きます。
設定に移動します。
[保留中の機材をオンボードする] をタップします。
リストから機材を選択するか、検索バーの横にあるスキャン アイコンをタップしてスマートフォンのカメラを起動させ、機材のインベントリー番号 (QRコード、バーコード、または刻印/印字番号) をスキャンします。
Trackunit Go が Kin/KinEx タグを見つけるのを待つか、Kin/KinEx タグについている QR コードをスキャンして [設定] をタップします。
注: 新しいファームウェアのアップデートが利用できる場合は、アプリが新しいファームウェアのバージョンをインストールするように求めます。 提示された手順通りクリックし、ファームウェアのアップデートが完了するまで Bluetooth の範囲内に留まってください。 アップデート中に範囲から離れたり接続が切断した場合は、タグを復元してやり直してください。
必要に応じて、機材の画像を追加します。
これで Kin/KinEx タグが、trackunit Manager のアカウントにオンボーディングされました。
💡 ヒント : Trackunit Manager の フリート（機材一覧） ページで、Kin タグのインストールを保留中の機材を表示または非表示にすることができます。 これを行うには、 [フィルター] ボタンをクリックして、 [テレマティクス接続] フィルターを選択します。 選択後には、接続済みと未接続 の 2つのオプションがあります。
接続済みを選択すると、テレマティクスデバイスがインストールされた機材を表示します。
未接続を選ぶと、まだテレマティクスデバイスがインストールされていない機材が表示されます (これらはフリートのインベントリーアプリの保留中の機材に表示されるものです)。
10台未満の Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディングする場合:
Trackunit Go モバイルアプリを開きます。
設定に移動します。
[新しいKinタグのオンボーディング] をタップします。
携帯電話の Bluetooth を有効化して、Kin/KinEx タグに近づけます。
携帯電話が Kin/KinEx タグを検出しない場合は、[カメラを開く] をタップして Kin/KinEx タグの表面にある QR コードをスキャンします。
正しい Kin/KinEX タグが検出されたら、[設定] をタップします。
注: 新しいファームウェアのアップデートが利用できる場合は、アプリが新しいファームウェアのバージョンをインストールするように求めます。 提示された手順通りクリックし、ファームウェアのアップデートが完了するまで Bluetooth の範囲内に留まってください。 アップデート中に範囲から離れたり接続が切断した場合は、タグを復元してやり直してください。
Kin/KinEx タグの詳細を入力します。 これには、名称、メーカー、タイプ、モデル、機材タイプ [付属品またはアクセサリー、建設機器、道具 (ツール)、その他のどれか] が含まれます。 機材詳細の入力を延期することにした場合、後ほど Trackunit Manager で完成させることができます。
Kin/KinEx タグが取り付けられた機材の画像を追加します。
Kin/KinEx タグを1つまたはそれ以上の既存グループに追加します (オプション)。
[設定の完了] をタップします。
これで Kin/KinEx タグは Trackunit Manager のアカウントにオンボーディングされ、利用状況データが Trackunit Manager のアカウントで表示されるようになりました。
複数の Trackunit Kin/KinEx タグをオンボーディング中に、今オンボーディングしたばかりの Kin/KinEx タグの情報を再利用するためにタグをコピーしたい場合は、この最終段階で [複製する] を選択することもできます。
ファームウェアの復元
Kin/KinEx タグのオンボーディング中に Kin/KinEx のファームウェアをアップデートするよう求められ、アップデートに失敗した場合は、 次の手順に従ってプロセスを再試行できます。
アプリの設定に移動し、[ファームウェアの復元] をタップします。
次の画面には今までにアップデートに失敗したあらゆる Kin/KinEx タグが表示されます。 ファームウェアのインストールを復元したい Kin/KinEx タグを選択し、通常のオンボーディング手順に従います。
💡 ヒント
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