この度の修正により、既存の加速度センサーで25gまでの衝撃が測定できるようになりました。
この衝撃は、Trackunit Manager でフリート (機材一覧) アプリ --> 機材ページ --> インサイトの順に移動すると、「衝撃」として表示されます。
衝撃はどのようにして算出されますか?
(TU500以上の) すべての Trackunit Raw デバイスには、X、Y、Z軸における最大16gの加速度を測定する加速度センサーが搭載されています。 表示される「衝撃」は、機械 (車両) のデータ取り込み周期中に測定された最も高い衝撃です。
データ取り込み周期は以下の通りです。
機械 (車両) の状態 | データ取り込み周期 |
時速 8km以上で移動中 (オンまたはオフに関わらず) | 2分 |
静止状態で操業中 | 15分 |
静止状態かつ非操業中 | 60分 |
衝撃は以下のように算出されます。
sqrt(X^2 + Y^2 + Z^2) |
注: Raw デバイスの位置が、表示された衝撃に影響を与えることがあります。
たとえばデバイスがシャーシにボルトで固定されている場合と比較すると、ワイヤまたはホースで結びつけられている場合には減衰効果があります。
デバイスがエンジンの近くに取り付けられている場合、エンジンの振動がデータの読み取りに影響を与える可能性があります。 したがって Raw デバイスを機械 (車両) にマウントする際は、エンジンの振動がデータの読み取りに影響を与えない、十分にエンジンから離れた動かない部分にすることをお勧めします。
衝撃を利用するにはどうすればいいですか?
まず、お使いの Raw デバイスが TU500以上であることを確かめてください。
確認ができたら、カスタマーサポートに問い合わせて、フリートに最新ファームウェアのアップデートを入手し、衝撃検出を有効化します。
Trackunit Manager にログインします。
フリート (機材一覧) アプリに移動し、表示させたい機械 (車両) をクリックします。
機材ページで、[インサイト] を選択します。
インサイトの概要から、[衝撃] をクリックします。
表示させたい日付の範囲を選択します。
これで、指定期間に発生した高衝撃イベント表示させ、記録することができます。
💡 ヒント: 衝撃が発生したおおよその位置が知りたい場合は、[移動] タブからそのデータを見ることができます。 機械 (車両) の位置の検索方法についての詳細はこちら
操業レポートを作成して、高衝撃イベントが発生した日のオペレーターを確認することもできます。 操業レポートの作成方法についての詳細はこちら
💡 ヒント
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